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「最近の開業環境は厳しい」ということをよく耳にします。実際はどうなのでしょうか?

医療関係の収入構造
収入 = 患者単価 × 患者数  です。
この収入構造に影響する事項を考えてみますと、

人口の推移

 日平成17年、わが国の人口(入出国や国籍移動含む)は、戦後初めて前年より減少しました。
その後、ほぼ横ばいの状態が続いていますが、H19年にはついに出生数を死亡数が上回り、
初めて自然増減がマイナス(女性は継続してプラス。男性は3年連続のマイナス)となりました。
今後も人口の減少、さらなる高齢化が予想されています。

   


医療施設数の増加

 開業医院数は一般診療所でおよそ1000件/年増加、歯科診療所ではおよそ700件/年増加しております。

 それぞれの増加件数というのは「純増加数」であって、内情は下記の表のとおりとなっており、過去から比べると、開業・廃業ともに増加しております。

 
一般診療所
歯科診療所
開業 5,000

2,300

廃業・休止 4,000 1,600
純増加数 1,000 700

 これから開業する先生方にとって、ライバルは純増加の合計1000件(歯科は700件)ではなく、開業5000件(歯科は2300件)であることを認識しないといけません。

医療イメージ


国民医療費の推移

 国民医療費は、人口同様に過去から増加の一途をたどっていましたが、この財政負担は重く、減少させるための様々な対策が施されています。

 一部負担金の増加(被用者一部負担、老人一部負担、後期高齢者制度の導入など)に加え、診療報酬は、H14年に初めてのマイナス改定となって以後、H16年、18年、20年とマイナス改定(H16年のみ本体はプラスマイナス0)が続いており、今後も高齢化の中、医療費抑制はさらにすすむと予想されます。

医療イメージ




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