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「最近の開業環境は厳しい」ということをよく耳にします。実際はどうなのでしょうか?

医療関係の収入構造
収入 = 患者単価 × 患者数  です。
この収入構造に影響する事項を考えてみますと、

人口の推移

 日本の人口は戦後増加の一途をたどってきましたが、人口推計によるとここ数年でピークを迎え、その後は減少となります。
 又、急速に少子高齢化が進んでおり、老人医療費の多額化が問題視されております。


医療施設数の増加

 開業医院数はおよそ1000件/年増加しております。この1000件という数字は「純増加数」であって、内情は、開業=4600件、廃業・休止=3600件となっております。
 これから開業する先生方にとって、ライバルは純増加の1000件ではなく開業4600件です。
医療イメージ


国民医療費の推移

 我が国の国民医療費は、介護保険導入時をのぞき、年々増加の一途をたどっております。先生方にとっての「収入」たる国民医療費が増加していることは一見プラスのように思えます。ところが、

 ・増加の大部分は医薬分業推進による調剤収入であること
 ・国政として医療費抑制を推進しているため、伸びは鈍化していること

等考えますと、 今後は、国民医療費は減少していくと考えられます。
平成14年10月から老人の一部負担金が定率制へ一本化され、1割(あるいは2割)となりました。これまで定額制を選択していた医療機関にとって、来院する患者様の多くは窓口負担金が増加となっております。
 さらに平成15年4月から社会保険本人の一部負担金が2割から3割へ上がったことも各医療機関への受診抑制に拍車をかけております。
医療イメージ




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